ジャンキーの腕

状態になってしまった。血液検査をしたら、

なんだか血管がほそいとかで、おばさんに手をばしばしと

たたかれ、ゴム管みたいなあれ（思い出せない）

でぎゅーぎゅーしばられ（針よりいたいっつうの）

普通の人よりふかぶかと針をさされたにも関わらず

血がうまくとれないとかで、

もう片方の腕にもさしやがった。

ふざけんなよてめぇ状態である。

おもわず無表情でささっている注射針を凝視しちまったよ。

となりではしらないおっさんが

「アウチ」みたいな顔をして自分がさされているわけでもないのに

いたそうに目をつぶってぶったおれそうな顔していやがる。

結局わたくしの血はとれず、

((=｀ｪ´=))「とれませんねぇ（タメイキ）」

と注射針を見つめながら思わずぽつりといってしまっても

誰も文句はいえまい。その後

ベテランの人がやったらすぐにとれたのですが、

針よりもあのぎゅーぎゅーしばられたほうが痛かったわ。

で、そもそも自分でブッスブスさしときながら

「だ、大丈夫ですか？気分悪くないですか？貧血とかになってませんか？」

とかいいだすし。

((=｀ｪ´=))「採血で貧血？（ギャグかと思い、何韻ふんでんだよとか
思ってフッと笑ってしまった）」

どうやら本当に倒れる人はいるらしい。

すごいね。精神と体が直結しているんだね。ものすごい結びつきの人なんだね。

そしてあまり注射針でさされている自分の腕を無表情に

みるひともいないらしい。